飲酒生活から抜ける方法(？)

飲酒生活２０年

去年の大晦日まで毎日飲酒、焼酎ばかりで１日３～４合を水やウーロン茶、炭酸等で１対１で割って飲んでいた。焼酎１升が３日でなくなり続けた。

健康診断では、５年前に体重を落としてから後、ほぼ正常値、特に最近は全く異常なし。

いい感じではあるが、あえて禁酒してみようかなと思った。

理由はいくつかあるが、

• 酒癖が悪い(^^;
• 飲んで意識を失う(^^;
• 布団で寝ないとか(^^;
• 息子にも嫌われるし(>_<)
• これ以上書けません(^^;;

そう、書けないこともあるほど荒れていたかも、まあ良い飲み方ではないこと約２０年、それ以上も続けてきたので、自分はアルコール依存症（アル中）、止められないかなと思っていた。

禁酒のきっかけ

それでも止めてみようかなと思ったきっかけは、業界内の情報誌にアルコール依存症になった人の記事を読んだこと。
依存症になって入院し、飲まなくなって退院して、１０年間飲まない生活を続けてもある日１日だけお酒を飲むと、その日から１０年前の飲酒生活に戻り、そこから数年で命さえ落とす人を何人も見てきたというような内容の記事でした。

思い起こせば周りにも心当たりのある人がいます。

父親も男性の平均年齢に達せず亡くなりました、やはりというか飲酒量は半端なかった。

同業の男性も飲み過ぎてドクターストップがかかったとのこと。その後まったく飲んでなく、健康管理にもとても気をつけていたけどたぶん６０代だったと思うけど他界されました。

自分にはダウン症の息子がいて、出来るだけ長く付き合ってあげないと、という思いがあり、どこまで実行できるのか怪しいところですが、思いは思いとして長生きしなきゃと思う。

息子は３８才の時生まれたから、もし僕が１００才まで生きても息子は６２才、現実にそんな長生き出来ない、なんて、考えていると、酒を飲んでる場合じゃないなって、考えるようになった。

大晦日まで飲んで、元旦から禁酒ってのは、ほんとたまたま。

その日を待って始めたわけじゃない、たまたまでした。

でも、気持ちが入っていたせいか、うまくスタートできた。正月連休で一晩寝られなくてもいいや、って気持ちで始められたのも良かったのかもしれない。まあとにかくうまく禁酒を始めることができました。

今後は

やはり不安だったのは、一度飲んでしまうとまた毎日飲み出すんじゃないかと言うこと。実際、２週間ほど禁酒の後、一度飲んだらまた止められなくなった、と言う経験を２度している。

それでも、きついレースの夜、３月でしたが飲みたくなって初めて飲んだ。

少量でもよくまわって、翌日二日酔いで頭痛・・・

それで翌日は飲みたくなかった。

今日（05/15）現在、通算６日飲んでる（ちょっと多いかな(^◇^;)

でも、飲みたいときでも飲酒量は以前のようにめちゃ飲まなくなったし、止められる自信もついた。

レース後や、仕事で特に疲れたときなど飲んでもいいと思う。

無理に止めないけど、飲み続けないペースができた、この感覚を維持出来るよう意識すれば飲むときは飲んでもいいと思う。

ある研修会でお医者さんの講義を受けた。２週間お酒を飲まずにいられたら、アルコール依存症じゃないですよって、雑談の中での話があった。

絶対無理と思っていた、禁酒２週間をクリアして現在も継続できるのは、僕の中では業界情報誌の記事の内容を重く受け止めたとこ、記事の事実を身近な人で目の当たりにして実感したこと。これが大きかったと思う。

飲んで死にますか やめて生きますか―アルコール依存症ものがたり

この本は読んでないから、中身はしらない（すいません）

でも、気持ちはこのタイトルのとおり、僕には、酒を止めて長生きしなきゃならない責任があると思うので、止めます。

まとめ

結局、ほぼアル中の僕でも、心底意識の持ち方を変えることができたので、止められたように思う。

まあいいか、って思えるうちは、止める必要を感じない内は止められないよね。

今の気持ちを忘れないためにも、ここに書いておくことは自分にとって大事なことだと思う。